ママのみなさん、赤ちゃんのへその緒、どれくらいで綺麗にとれましたか?
大体1週間~2週間くらいできれいに取れる、というふうに病院でいわれますよね。
ところが、娘はなかなかへその緒がきれいにとれず、出産時の入院から退院したあとも毎週のように病院に通いました。
最終的に、おへそがきれいになるまで1ヵ月以上かかりました。
臍肉芽腫という病気の一つのようです。同じ悩みを抱えているママさんの参考になれば嬉しいです。
症状の経過
おへその下側の皮膚が赤くただれる
退院後1週間ほどたったころ、体重測定のため、産院の産後ケアルームに訪れました。
助産師さんが、おへそのチェックもしてくださったのですが、そこでおへその下側の付け根が赤く炎症しているのを発見。
へその緒が、ずっと下側の肌にあたっていたことで肌荒れを起こしてしまっていたようでした。
さらに、へその緒(特に下側)がずっとオムツでおおわれていたので、なかなか乾燥せずに蒸れて不衛生になっていたのです。
とはいえ、当時娘は、3000g以下の赤ちゃん用のオムツも大きくてぶかぶかで、どうしてもへその緒がオムツの下に隠れてしまいます。
そこでアドバイスされたのは
- オムツの前側を折り曲げてはかせる
- ガーゼで保護する
ということでした。
ガーゼをまくと乾燥しにくいので、どちらかというと、オムツの前側を折り曲げておくほうが良いと思います。
ただ、娘は小柄だったので、おむつを折り曲げたら脱げてしまいそう…と思いガーゼも試してみました。
ガーゼが取れなくなる事件
さっそくガーゼをへその緒に巻いてみました。肌にも当たらないし、衛生的だと思ったのですが…。
ガーゼを新しいものに取り換えようとしたら、ガーゼがへその緒にぴったりくっついて取れない!!
これは本当に困りました…。
そこでネットで調べると、お湯につけてふやかせば取れる、とあったので、沐浴時にひっぱってみたのですが…
とれない…。
それはもうぴったりとくっついて、お湯につけても取れなかったんです。
力をいれて引っ張って、へその緒が抜けてしまったらもっと大変なので、別の方法を考えました。
結果、はさみで少しずつ切り取ることで、なんとか取り除くことができました。
ピジョンの赤ちゃん用の爪切りはさみで、ガーゼの繊維を少しずつ切ってバラバラにしていくと剥がれます!
ぜひ試してみてください^^
そしてムーニーの新生児用のおむつは、前側に切り込みがあり、へその緒にあたらないように配慮されているのでおすすめです!(私はあとから知りました・・・)
新生児用は、5000gまでと3000gまでの2種類あるので、注意してください。
オーガニックタイプはエアフィットよりも高いですが、ふかふかで肌触りも良いです。
おへそまわりから臭いがする
それから数日たったころ、おへその臭いが気になりだしました。
生臭い、するめのような臭いで、おへそがにおっているのか、へその緒がにおっているのかわからなかったので、産院に連絡し診てもらうことに。
(その後、へその緒の大部分がとれたら臭いがしなくなったので、おそらくへその緒のにおいでした。)
そこで助産師さんに、消毒と、薬剤でへその緒を焼く処置をしてもらいました。
一般的に、硝酸銀という薬剤で焼くor糸でしばる 処置が取られるそうです。
おへその下側の炎症も治っていなかったので、ステロイド軟膏と、毎日のケア用に消毒成分の入った洗浄綿を貰いました。
おへそのケアを徹底
そこから毎日、沐浴後のお手入れを徹底することにしました。
そしておむつは前側を折り曲げて、おへそに掛からないようにはかせるようにしました。
すると、おへその下側の炎症は、2、3日で綺麗になりました。さすがステロイド・・・。
それからは、ステロイド軟膏はへその緒の付け根のみに塗るようにしていました。
へその緒の芯がとれない
退院後2週間で、へその緒がポロっととれたのですが、おへそに芽のような芯が残ってしまいました。
前回の処置してもらたときに、一週間後また来てくださいと言われていたので、再び娘を産院に連れていき、診てもらうと…
まだのこっちゃってるね…もう一回やきましょう
そしてまた薬剤で焼いてもらいました。
肌の炎症は順調に綺麗になったので、へその緒の付け根だけにステロイド軟膏を塗ることを続けてねということで、また毎日ケアを続けました。
へその緒の芯がとれない②
また、へその緒がポロっととれて、やっと終わった!!と思ったのですが
・・・・
よ~くみると、豆粒のような芽がのこっているのです。
おへそを広げてみないと見えないくらい奥のほうに。
も~~!!
本当に治るのか…と焦るばかり。
そしてちょうど一か月健診の日が近かったので、小児科の先生に相談しました。
大丈夫ですよ。綺麗になってますよ。
と言われ、あれ?これでいいのかな?と思ったのですが。
母乳測定でまた、助産師さんに診てもらったところ、
いや、残っている気がする。
判断に迷うくらい、小さくてかすかに見える程度だったんですね。
もしかしたら、これくらいなら残ってても大丈夫だったのかも?しれないのですが、また薬剤でやいてもらいました。
治療完了
そしてまた一週間後、小児科の先生と助産師さんのダブルチェックで、治療完了となりました。
娘は、体重の増えも芳しくなかったので、授乳指導とおへその治療で週1回以上は産後ケアルームに通っていました。
おかげさまで、助産師さんに顔と名前をしっかり覚えられました(笑)
新生児期は、家にこもるものかと思いきや、毎週のように病院通いになるとは思いませんでした。
慣れない育児だけでなく、体重のこととおへそのことで頭を悩ました1か月でした・・・。
反省点
おへそがきれいに取れない子は一定数いるので、仕方がないのですが、反省すべきだと思うこともあります。
それは、おへそを触るのが怖くて、適切にケアできてなかったことです。
産後ケアで同じことを言っているママさんをお見掛けしました。
やっぱりみんな最初はそうだよな~と少し安心したのですが。
すくなくとも最初の肌の炎症は、きちんと清潔にしていれば防げたと思います。
沐浴後は、おへその周りの水分をしっかりふき取って、へその緒の付け根も綿棒で優しくクルっとふき取る。そして、へその緒がかわくようにオムツから出す。
これで、かなり清潔に保てると思います。
そして、おへそが炎症を起こしていたり、においがするなと感じたら、すぐに産院か小児科に相談することが大切だと思いました。
さいごに
おへそがとれないという症状は、生まれてすぐ起きることなので、すごく不安になりました。
実は、私の夫も子供の頃そうだったようなので、珍しいことではないし、もしまた子供が生まれたら同じことになるかもと思ってます。
でも今、娘のおへそは綺麗になりましたし、それ以降病気にもならず元気に過ごしていますので、同じ悩みを抱えている方には安心して治療に臨んでほしいです^^