このまま結婚していいのかな?
そう思ったことはありますか?また、そう思って結婚の決断ができずにいたりしますか?
私も、なんとなく、このまま結婚していいのかなあと少し心配した一人です。
でも今思えば、無駄な心配だったなと思っています。
今回は、そんな結婚の決断ができずに迷っている人の後押しをしたいと思います。
なぜ結婚を迷うのか?
どうして結婚を迷うのか、考えたことはありますか?
結婚を迷う理由には、皆の共通の理由と、個人的な理由の2種類があると思います。
共通の理由
皆が結婚を迷う理由の例として
- 大きな決断だから
- 簡単に取り消すことができないから
- 取り消した場合×がつくから etc…
結婚は、人生を左右する大きな決断です。
この人と一生一緒にいて、家族を築くという決断。
そして、一度婚姻届を出してしまえば、簡単になかったことにはできません。
もし離婚すれば、×がつきます。離婚しても結婚する前と全く同じ自分には戻れない。
後戻りできないんですよね。
なかなか決断できないのは、結婚してうまくいかなかったときのリスクの所為でもあります。
逆に、結婚してもうまくいく自信があれば、こんな迷いに襲われることもないですよね!
ではなんで上手くいく自信がないのでしょう?
それは人によって違いますよね。
あくまで例ですが、個人的な理由としていくつか挙げてみます。
個人的な理由
- もっといいひとがいるかもしれない
- 今の相手に満足できていない
- 結婚生活に具体的な不安がある
- もう少し独身で遊びたい
- 漠然とした不安 etc…
この中に当てはまるものはあるでしょうか?
こういう個人的な心配が解決できれば、結婚生活に前向きになれて、迷うことなく結婚の決断ができるのではないかと思います。
ここから、個人的な理由について掘り下げて、解決法を考えていきます。
もっといいひとがいるかもしれない
“もっといいひとがいるかもしれない”という事の答えは、YESだと思います。
広い世界、あなたと相性のいい人は他にもたくさんいるし、さらに条件のいい人もいることは、ほぼ間違いないでしょう。
でも、その人と、そもそも出逢えるか?出逢えるとして、良いタイミングで出逢えるか?と考えたときに、確証はないと思いませんか?
その“あなたともっと相性のいい人”は、見知らぬ国の人かもしれませんし、あなたが赤ちゃんのときに出逢った人かもしれません。
そう思うと、今このタイミングで出逢えた相性のいい人って運命のように感じませんか?
つまり上を見ても、タイミングよく出逢えるかわからないのだから、きりがないと思うのです。
よく、結婚はタイミングも大事といいますが、適齢期に“結婚してもいいかなと思える相手”がいるなら、そのときが“良いタイミング”なのだと思います。
今の相手に満足できない
もっといいひとがいるかもしれないという話にもつながりますが、なにか相手に欠点があって満足できず迷っている場合。それが、結婚生活に必要なことなのか?を考えてみてどうでしょう。
私は女性なので、女性目線の愚痴をたまに聞くのですが…
- おもしろくない(一緒にいてつまらない)
- おごってくれない(ケチ)
- 外見が好みでない
大きい声では言えませんが、正直しょーもないなっていう欠点ベスト3です…。
相手が面白くないっていうか二人とも面白くないから、つまらないんじゃないかな。
片方だけのせいではないと思います。
おごってくれないのは結婚したら財布は同じようなものなので割り勘でいいと思います。
ただ、収入差が大きい場合は、デート代もばかにならないので、収入の多い方がたまには払ってあげたほうが楽しくお付き合いできるかも。
そして、外見は良くてもとくに生活に役に立ちませんし、慣れちゃう気がします。
気分を害されたらすみません;;;
確かに、魅力的に思えないと関係も続かないので、どうしても許せないなら他の人を探すしかないです…。
でも、おもしろくても、気前が良くても、外見が良くても、他に欠点があったら??
後にも書きますが、結婚するのに重要なこと、必要のないことをあらためて考えて判断することをおすすめします。
結婚生活に具体的な不安がある
相手との結婚生活に不安がある場合、その原因をつきつめる必要があります。
特に、具体的なものなら結婚する前に話し合い、解決するべきです。
相手に対する不安
相手に欠点があり、それが不安につながっている場合です。
例えば、浪費癖があり、結婚生活でお金に困ることが予想されて不安、価値観の違いがあり喧嘩をしてしまいそうな不安など。
お金の管理や、意見がぶつかったときは話し合うなどの約束事を、結婚前にしておきましょう。
自分自身に関する不安
私だけかもしれませんが、家事と仕事の両立ができるか不安でした。(笑)
これは、夫に一言相談しました。
すると、「最初からできなくても大丈夫」と受け止めてくれ、家事は協力してやっていこうということになりました。不安があるなら一度口に出して伝えておくと少し気が楽になります。
解決できない不安
話し合っても解決できないこともありますよね。
たとえば、収入のこと、家族(親や親戚)のことなどです。
収入のことはすごく難しくて。
二人暮らしならまだしも、子どもが欲しいとなると、仕事を変えたり結婚を諦めざるを得ない可能性もあります。結婚を考えるうえで、一番シビアな問題です。
また、結婚相手の家族と相性が合わない、介護の必要があるなど二人の結婚生活の負担になることがある場合も、長い目で見れば大きな問題です。
受け入れて二人で乗り越えるしかないのですが、度胸が必要ですよね。
このように、具体的な心配がある場合も、結婚前に打ち明けて話し合っておくことが、後からこじれないためにも重要だと思います。
心配の芽は先に摘んでおくことがベストです。
もう少し独身で遊びたい
結婚して後悔するなら、今しなくても良いと思います。
ただし、リミットは決めるべきです。
結婚を先延ばしにすることにもリスクがあります。
- 結婚相手が離れてしまうリスク
- 子どもを望んでいる場合、恵まれないリスク
- 子供の学費、住宅ローンなども先延ばしになる
結婚相手が待ってくれるかどうか話し合っておかないと、離れていってしまうかもしれません。
女性の場合は、時期が遅れれば、子どもに恵まれる機会も減ってしまうかもしれません。
そして、学費やローンなどのお金がかかる時期も遅れるので、貯金していないと後に負担がかかることになります。
私も、独身を捨てることが惜しい、勿体ないと思っていました。
しかし、いつまで独身で遊んだら満足するのか?と考えたら、答えが出ませんでした。
3年後も、5年後も「もっと遊びたいなあ」と思うことは変わらない気がしたんです。
“独身のうちにしかできないやりたいこと”が、具体的にあるわけでもありませんでした。
ただなんとなく、結婚したら、身も心もしばられてお金も自由に使えない窮屈感が嫌だっただけなのです。そう思うと、結婚を先延ばしにしても時間の無駄のように思いました。
それならさっさと結婚して、子育てを終わらせてそれから楽しめばいいじゃないかと。
私が、楽しみを後にとっておきたいタイプだからというのも大きいです(笑)
結局私が結婚したのは20代後半でしたので、2,3年先延ばしにして遊んだって、年を取ったときには記憶にも残らないだろうなとおもいました。
そして老後に楽しみをとっておけば、多少若いとき苦労していても、「終わりよければすべてよし」で、楽しい人生だったな~と思える気がしたんです。(笑)
今を楽しみたいということなら先延ばしするのもOKだと思いますが、リスクを考えてリミットをきちんと決めましょう。
漠然とした不安
私はこのタイプでした。なんとなくの不安。
一番くだらない理由かもしれません。(笑)
これは、考えてもどうしようもない不安でした。
誰が相手だろうが、いつ結婚しようがぬぐえない不安は、結婚してみるしか解決法がありません。
そして大抵、こういう根拠のない不安は、やってみると大したことなくて解決してしまうことが多いです。何にも考えずに結婚してしまうのは問題ですが、いろいろ考えてそれでも何となく不安…というのは、多分、未知に対する不安でしかないと思います。
よくわからないことへの不安はどうしてもありますが、「二人で協力して良い家庭を築きましょう」という話し合いができていれば、きっと大丈夫です^^
結婚相手のいいところを思い返す
結婚の決断に迷ったら、“結婚相手の良いところ”をあらためて考えてみるのも良いと思います。
落ち着くとか、楽しいとか、支えてくれるとか。
とても貴重な魅力があると思います。
私の場合は、出会ってから結婚までが早くて、正直よくわからなかったんですが(笑)
ひとつ思ったのは、以前“私を選んだ理由”を夫に聞いたときに「すごく苦労しているなと感心したから。そういう経験をしてることは大きいよ。」と言ってくれたことです。
なんだそれって思われるかもしれないですね;;;
当時、私は仕事で辛い経験を日々していて、よく話を聞いてもらっていました。
そして、“苦労している自分”を認めてくれて、魅力だと言ってくれたことに救われたんですよね。
辛い思いをしてきたことが無駄じゃなかったと思えました。
また、そういう目線で人を評価できることを尊敬しました。それが大きな決め手だったかも。
相手のことをあらためてよく考えてみて、別れるのが惜しい人だと思うなら、結婚を決断するのも間違いじゃないと思いますよ^^