離乳食が始まると、食材を刻んだり献立を考えたりと大変ですよね…。
この記事で、私なりの「離乳食の進め方」を記録もかねてご紹介します。
離乳食は大きなテーマなので、「初期」「中期」「後期」と段階ごとに記事を分けて紹介していきます。
この記事では、第1弾として、【離乳食(初期)を始める前に準備するもの・知っておくべきこと】をまとめました。
離乳食の取り組み方
BF(ベビーフード)を使うか否か、こだわりたいかどうか、ラクをしたいかどうかなど、離乳食の取り組み方(スタンス)は人によって違うと思います。
私はめんどくさがり屋なので、味付けや一部の食材にBFを使用することもありますし、基本的に手抜きです。
いつも食べてくれる娘に感謝です。
なので、教科書通りにきっちり正しく進めたい方には参考にならないかもしれませんがご了承ください。しいて言えば、「こんな適当なやついるんだ…私すごいやん…」と多くのママさんが自信を持てるかもしれません(笑)
手抜きとはいえ、炭水化物・ビタミン・タンパク質の最低限の栄養素は意識して作るようにしています。
離乳食初期(ゴックン期)の始め方
離乳食は、生後5ヵ月・生後6ヵ月ぐらいから始める人が多いと思います。
私も、娘が生後5か月の時に始めました。
離乳食を始める前に用意したもの
適時に始められるように、必要なものは前もって揃えておきましょう。
ハンドブレンダー(フードプロセッサー)
最初はすりつぶしが大変なので、ブレンダーを使っているママさんは多いと思います。
私は、もともと持っていたティファールのものを使っています。アウトレットモールで型落ちを購入しました。
普段の料理でも使いたい方はお金をかけても◎
ブレンダーだけなら比較的安価で手に入りますが、中期や後期のみじんぎりもラクしたい人はチョッパー付きをおすすめします。
チョッパーは細かさにムラがでやすく、離乳食中期や後期は手で刻むママさんもいらっしゃいますが、
私は面倒くさいので…チョッパーで粗めに刻んで、食べさせるときにスプーンで細かくしてます。また、裏ごしはブレンダーではできないので、裏ごし器などを別途用意したほうが良いですね。
卵の黄身を裏ごしするために100円ショップの茶こしを使ってました。
ホーローミルクパン
小さいホーロー片手鍋です。ホーロー鍋は早く加熱できますし、汚れも落ちやすくて清潔。
炒め物ができないのは難点ですが、特に離乳食初期・中期は煮て加熱することが多いので大活躍でした。10倍がゆは20分煮るというレシピが多いですが、ホーローで20分も煮たら焦げるわ吹きこぼれるわ(笑)火加減によりますが大抵、10分で煮えます(笑)
離乳食完了後も、お弁当作りや病気になった時のおかゆづくりに使えます。
計量カップ・スプーン・スケール
離乳食は少量を計ることが多いので、計量器具はよく使います。
計量カップ&スケール➡10倍がゆづくりに
計量スプーン ➡ 1食分の計量に
※衛生的に、赤ちゃん用と大人用で分けることが推奨されています。
フリージング容器
離乳食を刻んで冷凍し、ストックするための製氷皿です。サイズも 15ml 25ml 50ml 100ml と豊富です。
選ぶポイントは、凍った後の「はがしやすさ」。
Richellが安定で使いやすいですが、西松屋ブランドのSmart Angelも安い割にはがしやすくておすすめです◎
私は各サイズ1つずつ購入しました。1つにつき2ケース入っていることが多いです。大量に買わなくても、凍ったらはがしてまた使えば十分です◎
節約のため15mlだけ使っているママさんもいますね。
100均のフリージング容器は?
セリアに離乳食用のフリージング容器が売っていますね。
正直これはあまりおすすめしません。
特におかゆのようなネバついたものは、凍った後めちゃくちゃはがしづらいです…はがそうとすると勢いで散らかります。
私は購入して失敗しました。捨てるのも勿体ないので、和風だしや野菜スープなどサラッとしたものを冷凍するのに使っています。
フリーザーバッグ
フリージング容器で固めた食材を、容器から外して保存しておくために使います。100円ショップやニトリ、IKEAにも可愛いものが売ってますね。私はMサイズの袋を多めに用意しています。
作り置きは早く使い切らなければならないので、Mサイズの袋に、食材ごとに細かく分けるほうが使いやすいです。
フリージング容器のまま保存してもOKですが、冷凍庫の場所をとりますし、効率よく食材のストックを作るためにも、固まったらフリーザーバッグに保存することをおすすめします。
節約術
フリーザーバッグに直接食材を入れると、1回使い切りになります。
清潔ですし、それがベストなのですが…
もったいないので、インナーバッグとしてSSサイズかSサイズの食品用ポリ袋にいれて、フリーザーバッグは複数回使いまわしています。
できるだけ鮮度を保つために密封したいので、インナーバッグの口は閉めず、空気をしっかり抜いてからフリーザーバッグを閉めます。
フリーザーバッグを使いまわす場合は、袋に直接記入できないのでキッチンラベルの使用をおすすめします。
セリアにフリージング用のテープも売っています。
離乳食のストックに日付と食材名を記入して貼り付けるためのものです。
冷蔵用だと可愛いデザインのテープがあります。ただし、冷凍庫で使う場合、時間が経つと端がめくれてきます。(2週間くらいはもちます)
離乳食用スプーン
赤ちゃんのお口も小さいので、最初は先が細く平べったいシリコンスプーンがおすすめです。私は生協入会プレゼントで貰ったスプーンを使っていましたが、100均にも売ってます。
プラスチックだととろとろのおかゆなどは零れやすいですし、赤ちゃんも慣れない舌ざわりに不信感があるのか嫌がったりします。
離乳食が進むと、一口で食べられる量も増えるので、プラスチックで深さのあるスプーンを使うようになります^^
お食事用エプロン
赤ちゃんはご飯をこぼすものなので、エプロンは必須です。
圧倒的にシリコンビブが人気です。
シリコンビブは可愛いですが、離乳食初期はタオルエプロンを使っていました。タオルの方が、水分量の多いおかゆや野菜ペーストをしっかりキャッチしてくれます。
タオルにゴムを通せば簡易的なものができるので、裁縫のできるママさんは手作りすると節約になります。
とろみちゃん(水溶き片栗粉)
離乳食初期は重宝します。ペーストした野菜などは、そのままだとしゃびしゃびで与えにくいので、とろみをつけることで赤ちゃんも食べやすくなります。
使用頻度は徐々に減っていきますので、とりあえず1本用意しておきましょう。
離乳食用食器
離乳食用のカトラリーはMIKIHOUSEやCombiからも出ていますよね。すり鉢やおろし器などもセットになっています。
しかし、ブレンダーやチョッパーを使うことが多いですし、食器も100円ショップのもので問題ありませんでした。(離乳食初期までは)
ただ、少量だけすりおろし・つぶしたい場合は、いちいちブレンダーを出すのも面倒なので離乳食セットがあると便利です。
離乳食用カトラリーは、スプーン以外は欲しいと感じたときに購入でOKだと思います。
浄水器
離乳食用に買ったわけではないですが、便利だったので紹介します。
水道水を入れると浄水してくれるポットです。このポットに水道水を入れて冷蔵庫で保管しておけば、「ちょっと水で薄めたい」ときに便利です。
硬度の高いミネラルウォーターは、ミネラル成分が赤ちゃんに負担をかけることがありますし、ペットボトルの処理が面倒なので、大人が飲む水もこの浄水ポットで作っています。カルキなどの不純物を、煮沸せずともろ過してくれて美味しい水になります。
蛇口につける浄水器が一般的ですが、メンテナンスできていますか?
定期的にフィルターを交換しなければ劣化してろ過しなくなりますので注意です。
封を開けたペットボトル同様、ろ過した水は早く使い切る必要があります。
大容量ではなく、スリムボトルで十分です。
詳しくレビューもしています^^⇓
離乳食を始めるタイミング
私は娘が生後5ヵ月の2週間目から離乳食をはじめました。
一般的に生後5ヵ月や6ヵ月から始めている方が多いですが、赤ちゃん自身のペースもありますので、様子を見て始めましょう。
すべて当てはまらなくても、スプーンを嫌がらなければOKです。
離乳食をあげる時間帯
授乳のタイミングで離乳食をあげるのが良いとされています。アレルギー症状が出ても病院に駆け込めるように、午前中や午後の明るい時間にしましょう。
時間帯は毎日同じにした方が良いので、私の場合は午後の病院が開いている時間にあげてました。
先に離乳食を与えてから授乳していました。初期はまだ母乳やミルクが栄養の8~9割を占めているので、離乳食を食べても食べなくても欠かさず授乳しましょう!
離乳食初期の進め方
和光堂のHPや離乳食本を参考に進めました。スケジュールや目安量は本によって若干違ったので、あくまで参考程度に、娘のペースも考えて進めました。
- 1週目10倍がゆstart!
初日は離乳食用スプーン1さじで、次の日から1さじずつ増やしてMAX大さじ1杯
- 2週目野菜start! (10倍がゆ+野菜)
野菜も1さじからスタートし、MAX大さじ1
- 3週目タンパク質start! (10倍がゆ+野菜+タンパク質)
たんぱく質も1さじからスタートし、MAX大さじ1
お腹に優しい絹ごし豆腐から始めるのがおすすめです◎
4週目は、量を少しずつ増やしたり、別の食材に変えてみたりしながら与えていました。
離乳食をはじめて1ヵ月経った頃からは、おかゆが大さじ2~3、野菜とタンパク質は大さじ1くらいを与えていました。順調に進めば1ヵ月後から2回食にしてもOKだそうです^^
私は、ゆっくり離乳食中期から2回食にしました。
アレルギーチェックもかねて、離乳食初期OKの食材リストを見ながら新しい食材にチャレンジしましょう。
新しい食材は1さじから(アレルギー性の高いものは耳かき1さじ)
は忘れないように。
食材チェックはアプリで行いました。レシピや下ごしらえの方法も載っていて便利です。
チェックリストとしてはninaruが使いやすかったのでご紹介しておきます。
まとめ
離乳食を始める前に用意するもの・進め方は伝わったでしょうか?
次回は、【離乳食初期の頻出食材の下ごしらえ&冷凍方法】と、【下ごしらえがラクになる離乳食初期に便利なBF(ベビーフード)】を紹介します。⇓⇓⇓