我が家で使っている電気ケトル「クックケトル」が、調乳や離乳食づくりに結構便利なのでご紹介します。
時間がない時は、鍋・レンジ・クックケトルの3刀流で下ごしらえすることも(笑)
LUCTUS(ラクタス)のクックケトルとは?
株式会社スマイルの「LALALUCTUS(ラララクタス)」というブランドの商品の一つです。
ブランド名には「暮らしに楽しさや楽(ラク)を足す」という意味が込められているそうですよ^^
実際に、ユニークな商品をいくつか発売されています。中でもこのクックケトルは、その名の通り、調理もできる電気ケトルです。
お湯を沸かすことはもちろん、食材を煮たり茹でたりして調理もできます。
温度調節機能も付いていて、10℃ごとに6段階に設定でき、最長1時間保温することができます。
また、付属品として茶こしとつぼ型容器もついていますので、湯せんや茶葉を入れてお茶を飲むことも可能です。
もともと我が家には電気ケトルがなく、持っていた電気ポットは、長時間の保温するとかなり電気代がかかり、注ぎ口からドボッとお湯が出て調節もしづらいことから、やかんでミルク用のお湯を沸かしていました。
その後、引っ越しをして都市ガスからプロパンガスに変わったことで、月のガス代が爆上がり!
同じように使っているのに、ガス代は倍以上になっていました。
すこしでもガス代を節約したくて、調乳と離乳食にも使えそうなクックケトルの購入に至りました。
クックケトルのメリットとデメリット
まず、クックケトルのメリットとデメリットをまとめます。
普通の電気ケトルとくらべるとお湯を沸かす速さは劣りますが、温度調節機能がついて補助的に調理に使えるものでこの価格帯は珍しいです。
いろんな使い方ができるケトルとしてはコスパ良しです◎
また、プロパンガスで頻繁にお湯を沸かしたり、離乳食を作ったり、電気ポットで1日中保温したりするよりは節約になると感じました。
ガラスなので側面は熱くなりますし、落とせば割れる可能性もあります。どんな調理器具にも言えることですが、リビングなど子供の手の届くところに置くのは厳禁です。
そして、本体の裏底の金属部は濡らしてはいけないので丸洗い不可です。底は凹んでいるので濡れにくくはなっていますが、タオル等でおさえるか、逆さまにしないように洗うのがベストです。
つぼ型容器は丸洗いできるので、汚れやすい肉や魚を茹でるときは併用すると片付けがラクです。
次に、どんなふうにクックケトルでミルクや離乳食を作っているのかをご紹介します。
クックケトルでミルク作り
先述のように、クックケトルは※調乳に適温とされている70℃(以上)にも設定が可能です。
※沸騰したお湯で調乳すると一部の栄養分が失われるとのこと
調乳用に適しているお湯は「一度沸騰させた、70℃以上のお湯」ですので、沸騰させたあと「70℃(以上)で保温」設定にすると、温度が70℃まで下がったあとで保温されます。
1時間の保温で足りなければ、切れた後にもう一度保温すればOKです。
温度が下がるまでの間も、今現在の温度が表示されていて一目でわかるのが便利です。
電気代もできるだけ節約したいので、我が家では、家でも水筒に入れて保温することもあります。
欠点としてあげたように、消費電力が400wと低いので、お湯が沸くのに時間が掛かります。400ml沸かすのに8~9分程度かかるので、急いで沸かしたいときには長く感じるかもしれません。
とはいえ、あらかじめ電源を入れて他の家事をしているといつの間にか沸いているので、私としては特に不満はありませんでした。
クックケトルで離乳食作り
離乳食を作る、というよりは下ごしらえをするのにクックケトルを使っています。
具体的には、野菜や果物、魚、肉を細かくする前に、クックケトルで茹でています。
- ①具材を任意の大きさにカット
小さく切りすぎると煮た後ケトルから取り出しづらいかも
- ②具材と水を入れて煮る
細かいものはつぼ型容器に入れると取り出しやすいです。
つぼ型容器の中にも水をいれて。 - ③煮汁を使いたい場合は先に注ぎ出す
野菜スープとして使ったり、ブレンダーにかける際に使う場合は別の容器に注いで出しておきましょう。
※勢いよくケトルを傾けるとフタが外れる可能性があるのでフタは抑えながら - ④具材を取り出しブレンダーで刻む
スプーンなどで取り出します。
具材が小さすぎると底に挟まることがありますが、再沸騰させれば取れます。
煮汁が不要なら、煮汁ごとざるにうつす方が楽です。
※蓋を開けると熱い蒸気が出るのでやけどに注意
電子レンジだと加熱ムラができやすいし、鍋だと温度調節できないのでふきこぼれないように見張っていないといけませんよね。
特に、硬い野菜は長く煮る必要があるのでふきこぼれを起こしがちです。
でもクックケトルならムラもないですし、少し蓋を開けて90℃~沸騰の状態で保温すればふきこぼれることもないです。
離乳食で使うくらいの少量の具材を煮るという面ではすごく便利だなと思っています。
先日は、キャベツ、玉ねぎ、ニンジン、じゃがいもを50gずつ入れて30~45分茹で、野菜はブレンダーにかけて、ミネストローネの具と野菜スープをつくりました。
野菜スープは長く煮たほうが甘味がでます。
クックケトルを使うことで、他の家事をしているうちに出来上がっていたので、すごく便利に感じました。
最近はよく食べて消費量が激しいので、市販の野菜ミックスを入れて作ることも(苦笑)
和風だしもクックケトルでとっています。
鶏ささみなどはアクでケトルが汚れるので、つぼ型容器の中に水とささみを入れて茹でます。
つぼ型容器だけ洗えば良いので楽です。
※取り出すときは火傷に注意
他にどんな料理ができるの?
煮たり、茹でたり、湯せんができるケトルですが、容量が小さめなので補助的な使い方に向いています。野菜やマカロニを茹でたり、つぼ型容器で温泉卵を作ったり、チョコレートを溶かしたり、スープを作ったり。
ちなみに、ご丁寧に専用のレシピブックもついていますので一部ご紹介^^内容も簡単に補足しておきます。
マイナーな具材もでてくるので参考程度に。手に取りやすい他の具材に置き換えて作ると、メニューの幅が広がりそうですね。
雑炊やスープパスタは、具材をアレンジすると離乳食のメニューとして取り入れられますね。
【類似商品】 プリズメイト「ガラスディッシュケトル」
クックケトルに似た商品で、プリズメイトのガラスディッシュケトルもあります。クックケトルよりも値段が高いですが、容量も1.5Lと多く、レシピブックに載っているメニューが豊富です。
さらに、ワンタッチで、沸騰後75℃まで下げて3時間保温してくれるベビーミルクモードという機能がついています。
これはミルク育児に便利そうですね。
ラクタスのように細かい温度設定はできませんが、ボイル、ミルク、フォンデュ、エッグの各モードを設定し調理できます。ローストビーフや親子丼も作れるようです!すごい!!
タイマーをセットして沸騰状態をキープすることはできるので、任意の具材を茹でることもできますね。
お値段が少し高めなことが気にならなければ、こちらもミルクと離乳食づくりに便利そうです。
それぞれの特徴を踏まえると…
クックケトル ➡ お湯を沸かすことをメイン・料理には補助的に使う方向け
ガラスディッシュケトル ➡ 調乳にも料理にもしっかり使いたい方向け
料理にもがっつり使いたいなら、ガラスディッシュケトルの方が合っているかもしれませんね。
まとめ
クックケトルは、メリット・デメリットありますが、我が家では毎日使っていて今や欠かせない電気ケトルになっています。また、便利な使い方を見つけたら追記していきます!
新しいポットやケトルを検討中のご家庭には、ユニークな電気ケトルとしてお勧めしたいと思います^^