保湿のしすぎで乳児湿疹になった話!

育児

娘が生後8か月を迎えたころ、急激な肌荒れを起こしました。

それまでは、あまり肌荒れに悩まされたことがなかった(首回りやおむつかぶれがたまにあるくらい)ので、アトピーか!?と心配しました。

今は改善されたので、発症から症状が落ち着くまでを記録しておきます。

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発症から治療完了までの流れ

結論、発症から3週間ほどで治りました。
治療完了までを、流れに沿って説明していきます。

顔をよくこするようになる

あるとき、娘が、よく目の周りをこするようになりました。

舐めた手でこするので、たちまち目の周りの皮膚が赤くなってしまいました。

目の周りの皮膚は薄いのであっという間です。
首の周りに塗る薬は持っていたものの、目の周りに使えるとは思えないので、病院に連れていくことにしました。

行くべきなのは眼科?皮膚科?小児科?

最初は、目の中がかゆいのか、目の周りの皮膚がかゆいのかわからず、掛かる病院に迷いました。
迷った末に、とりあえず汎用的な小児科に行くことにしました。

近所の眼科・皮膚科は予約制ではなく待ち時間が長いので、敬遠していたこともあります。

小児科受診

皮膚科に行ってください、眼科に行ってくださいと言われるかとドキドキして行ったのですが、優しく診てもらえました。

この時に、顔だけでなく、背中にも赤い斑点がちらほらできていることに気が付きました。
私自身がアトピー持ちだったので、この子もアトピーかな?というのと、離乳食も始めていたので、食物アレルギーかな?などを確認すると…

アトピーや食物アレルギーなら、手や足にも症状が出るはず。これは、乳児湿疹の一種だと思うよ。

そして、眼軟膏と身体用の軟膏の塗り薬を貰いました。

目の周りは快方に向かう

眼軟膏がよく効いて、数日で目の周りは良くなりました。
舐めた手でこすらないように、手をこまめに拭いたことも良かったと思います。

一方で、背中の湿疹はよくならず、逆に広がってきてしまいました。
特にお風呂上がりは、血の巡りが良いせいか湿疹部分が大部分に見えました。
背中に赤いまだら模様があるような状態です。

さわるとサラサラだったはずの肌が、ザラザラしていました。

そろそろ皮膚科に行くべきかな?と思い、予約制の皮膚科を探して行ってみることにしました。

皮膚科を受診

やはりアトピー!?と思いながら皮膚科を受診。

部位によって湿疹のタイプが違うので、アトピーではないと思います。

たしかに、部位によって赤いぽつぽつがあったり、赤いあざのようだったりと、症状がバラバラでした。一体何なんだ~~~。

  • 柔軟剤を変えたりしていないか?
  • 熱は出ていないか?

など聞かれましたがいずれもNO。

そして最後に言われたのが、保湿のしすぎではないか?ということでした。

その時は、ローションとワセリンを朝晩に塗っていました。
ワセリンは毛穴をふさいでしまって逆効果になることもある、ということで、保湿剤を見直すことにしました。

季節の変わり目で、暑くなってきていた影響もあるかもしれません。

クリームタイプの塗り薬と、ヒルドイドローションを貰って帰りました。

スキンケアの見直し

これまでのスキンケア

頻度:朝晩
保湿剤:アロベビーのローション ピジョンのワセリン

見直し後のスキンケア

頻度:朝晩
保湿剤:キュレルの保湿ミスト ヒルドイドローション

娘が動き回ってきちんと保湿ができないので、保湿ミストローションに変更しました。

暴れるので保湿剤をきれいに伸ばしたりなじませることができず、ベタベタになっていたんですよね…。

赤ちゃんにも使える保湿ミストについては以下にまとめています。

朝は、電子レンジで温めた濡れタオルで身体を拭いてから保湿しています。
病院の指示通り薬を塗ってから保湿するようにして、肌着は通気性の良さそうなユニクロのメッシュとエアリズムに変更しました。

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1週間後 

スキンケアを見直してから2、3日で快方に向かい、1週間後の再診のときには、サラサラ肌に戻っていました!!やはり、保湿のし過ぎが原因だったかもしれません。

皮膚科でもらった薬の効きもすごくよかったですし、ヒルドイドは安定の保湿剤だなとあらためて思います。

私もアトピーでヒルドイドローションを持っていたので、娘が新生児のころは娘にも私のヒルドイドローションを使っていました。
新生児期にあまり大きな肌荒れを起こしていなかったのは、ヒルドイドのおかげかもしれません。

乳児湿疹の原因

本来、新生児から生後3ヵ月までは、脂漏性湿疹になり、それ以降急激に乾燥肌になることで乾燥性の乳児湿疹になると言われていますよね。

いずれも生後半年くらいまでがピークと聞いたので、生後8か月で突然乳児湿疹になるとは思いませんでした。アトピーやアレルギーとわかれば適切な処置ができますが、乳児湿疹となると、原因もよくわからず、対処に困りました…。

小児科と皮膚科を受診し、先生とお話しする中で知ったいくつかの原因をまとめたいと思います。

乳児湿疹の原因と思われるもの
  • 保湿のしすぎor保湿が足りない
  • 季節の変わり目
  • 洗濯洗剤や柔軟剤、保湿剤が合わない

季節の変わり目は、一度スキンケアを見直した方が良さそうです。
暖かくなって保湿のし過ぎになっている可能性がありますし、その逆もあり得ます。

また、洗剤や柔軟剤を変えていないか?保湿剤が合っていないのではないか?も確認したほうがよいポイントです。娘の場合は、保湿しすぎて発汗を妨げていたことが原因かなと想像しています。

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今後のスキンケア

夏は、保湿ミストとローションでスキンケアをしていますが、皮膚科の先生には、さらに蒸し暑いときはローションも控えめに、と言われました。

ヒルドイドはお店では買えないので、今まで使っていたアロベビーよりもさらっとした保湿剤に変更しました。

今のところ、ミスト➡アトピコ、クリーム➡アトピタで異状なく保湿出来ています。

生後半年を迎えても、スキンケアは大きな課題だなと思いました。
皮膚科は小児科よりも通うのが大変なので、できるだけ自宅のケアだけで済ませたいですよね。

実際、病院でも赤ちゃんの肌荒れの原因究明は難しいんだなと思ったので、いろいろ試して、ベストなスキンケアを見つけましょう^^

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