出産前に「絶対用意しよう」と思っていたベビーワゴン。

実際に子育てが始まると、意外と使いにくいな~と思いました。
今回は、ベビーワゴンのメリット・デメリット、代用法、そしてワゴンの使い道についてまとめてみました。
- 出産準備をしている人
- 育児用品の出費を抑えたい人
- ベビーワゴンを買おうか迷っている人
- ベビーワゴンの使い道に困っている人
ベビーワゴンについて
この記事でいうベビーワゴンとは、IKEAなどの3段のキャスター付きキッチンワゴンに、お世話グッズを収納したものをいいます。

この手のキッチンワゴンは、IKEAだけでなく山善やニトリなどでも販売されていて、よく見るデザインになりつつありますよね。

ベビーワゴンを用意するのがブームになり、YouTubeでベビーワゴンの中身紹介なんかもされていて需要が高まっているからかも!

まあ私もその波に乗って用意したクチです。でも今やベビーワゴンは“古い”という声も。流行りって短いですね…
私は、結婚式の引き出物でもらったカタログで、たまたまこのキッチンワゴンを見つけて注文しました。カタログで貰うなら、失敗してもショックが小さいので(笑)
ベビーワゴンのメリット
ではベビーワゴンのメリットをあらためて考えてみましょう。
ベビーグッズをまとめられる
ベビーワゴンに入れるものは、主に、お世話グッズ(おしりふき、消臭袋、保湿剤、綿棒など)やおむつ、着替えなどですね。

「1日のルーティンをこなすのに必要なもの」をまとめておけるという利点があります。
自由に動かせる
大抵キッチンワゴンはキャスター付きですので、一般のチェストと違って簡単に動かせます。

オムツ替えスペースを決めていない場合、動かせることはメリットですね。

使わないときは部屋の隅にワゴンを収納しておくこともできます。
ベビーベッドの高さに近くて使いやすい
とくに月齢が小さいときはベビーベッドに寝かせていることが多く、オムツ替えもベビーベッドでした。

ベビーベッドでおむつ替えや保湿をする場合、ベビーワゴンの高さがちょうどよくて使いやすかったですね。
ベビーワゴンが可愛い
ベビーワゴンって流行ってるし、お世話してる感があるし、おしゃれだし、憧れる。

出産前は「必要なものなんだ」と思っていたのですが、今思えば憧れが大きかったと思います。

でもこれでやる気が出るなら全然アリですよね!
ベビーワゴンのデメリット
では、逆に使ってみて感じたデメリットを紹介します。
大きさが中途半端
1日のルーティンで使うお世話グッズがまとめられると言いましたが、赤ちゃん用品のすべてをまとめられるわけではないですよね。

おもちゃや外出用の服のために、結局別の収納が必要なんですね。
一方で、1日のルーティンで必要なお世話グッズを入れるのにはワゴンは大きすぎます。

着替えはわざわざワゴンに入れるほうが面倒くさいです。
オムツも直接パックから出せばいい話でした。
全てを入れるには小さすぎるし、よく使うものを入れるには大きすぎる…。
しだいに「ワゴンを使うために収納している感」が否めなかったです。
動かす必要性があまりない
月齢の低いうちはベビーベッド、大きくなってきたらねんねクッションの上でオムツ替えやお着替えをしていました。結局お世話スペースは定まってくることが多いと思います。

わざわざベビーワゴンを動かすくらいなら、ワゴンの近くでお世話した方が早いですしね。
床で世話をするとき使いづらい
ベビーワゴンの1段目に、おしりふきやおしりシャワー、保湿剤を収納することが多いですよね。

SNSで見てもほとんどの人がそうしていましたね。
ベビーベッドでお世話をする場合は使いやすいですが、床でお世話をする場合はいちいち立ち上がってワゴンから手にとる作業が必要になります。

結局、頻繁に使うおしりふき等は、床に置いておいたほうが楽になると思います。
床でおむつ替えする場合、おむつ替えグッズはベビーワゴンに置いても取りづらいですし、100円ショップのケースやオムツストッカーにまとめて床置きでいいんですよね。
動いたり倒れると危険
軽くて赤ちゃんでも動かせてしまうので、つかまり立ちや伝い歩きをするようになると危険です。
ワゴンが動いてこけてしまったり、ワゴン自体を倒してしまってケガをすることも考えられます。
邪魔
広い家ならまだしも、狭い家ではワゴンがそもそも場所をとって邪魔になります。
部屋が狭いとワゴンを動かすこともないですし、メリットを活かすことができません。
どんなひとにおすすめ?
ベビーワゴンを使うのに向いている環境をまとめると以下のようになります。
- ベビーベッドなど高い位置でお世話をする
- 部屋が広い
- 子どもが怪我をしない工夫ができる(サークルなど)
- 床でオムツ替えや着替えのお世話をする
- 部屋が狭い
- 子どもが触る可能性がある

自分の家で活用できるか、考えてみたほうがいいですね。

我が家は狭かったのであまり活用できませんでした。
ベビーワゴンの代替品
ワゴンが無理でも「お世話グッズがすぐ使えるようにまとめておきたい」なら、先述のように、オムツストッカーと100均のケースをおすすめします。
- オムツ
- おしりふき
- おしりシャワー
- 消臭袋
- コットン
- 保湿剤
よく使うのはオムツ用品かと思います。

そのほかは人によって違うかもしれませんので、自由に考えてみてください。
私の場合は、オムツはDAISOで220円のタオルストッカーを使って、ベビーベッドやサークルにS字フックで引っ掛けています。

その他のお世話グッズも、以前100円均一で購入したA4サイズの書類ケースにまとめています。


我が家は、うんちとおしっこでおしりふきを分けていあるので、大きいケースを使っていますが、おしりふきが1つならもっとコンパクトなケースで十分です。

プラスチックケースだと汚れても洗えるので使い勝手がよさそうですね。
オムツ用のゴミ箱を使っているなら、消臭袋はゴミ箱の近くに置いておけばOKです。
綿棒や爪切りなどの細々したものは焦って使うものでもないので、別のケースにまとめてリビングの棚に置いてます。

保湿アイテムもおしりふきやオムツとまとめたいなら、ポケット付きのオムツストッカーが良いですね。

ベビーベッドやサークルに取り付けられるものもあります。↓


※実際に取り付けられるか確認しておきましょう◎
使わなくなったベビーワゴン
我が家のベビーワゴンは今、娘のタンスの一つとして「季節の服」を置く場所にしています。

フタがないのでホコリが被らないように、上からタオルをかけて(笑)
今後は、私がキッチンワゴンとして使うか、将来の娘の部屋で使うつもりです。

ランドセルがぴったりおさまるとかテレビでよく言ってますよね。

それも別にワゴンじゃなくてもいいんですけどね(笑)
ベビーワゴンを買うか迷っている人へ
散々に言いましたが、娘が生まれた直後はベビーベッドとの相性が良くて毎日使っていたし、このワゴン自体は使い道があるので後悔はありません。
ただ、「ベビーワゴンとして」は、長く使えない、早い段階でいらなくなってしまいました。

生後7か月くらいで、ベビーワゴンは卒業しました。
なので、できるだけ出費を抑えたい人は使いこなせる環境かどうかを考えて購入しましょう。
メリットとデメリットを知ったうえで、それでもベビーワゴンは可愛いから絶対買うんだ!
っていうのももちろん良いんです。私ですハイ。

育児は大変なので、可愛い育児グッズを買うことががんばる糧になったりもしますからね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
出費を抑えたいなら、オムツストッカーや100円均一のケースで安く済ませられそうですよね。

ベビーワゴンは必須だと思い込んでいる方に、他の選択肢を見いだしてもらえたら嬉しいです。