娘は生後3ヵ月頃、突然、哺乳瓶拒否とミルク拒否、遊び飲みをはじめました。
ミルクメインの混合育児だったのですごく困りました。
その時の娘の様子と、ミルクを飲んでもらうための工夫、結果を記録します。
哺乳瓶拒否・ミルク拒否とは
赤ちゃんが、哺乳瓶でミルクを飲むことを嫌がるようになることです。
理由は主に、
- 哺乳瓶の乳首の感触が気に入らない
- ミルクの味が嫌い
などが考えられています。
生後三ヵ月ごろになると、味覚が発達して違いがわかるようになるそうですが、娘もそのタイミングで哺乳瓶拒否が始まりました。
母乳育児の場合に哺乳瓶やミルクを受け付けなくなることはよく聞きますが、私は混合育児なのに突然拒否されて驚きました。
具体的にどうなる?
三ヵ月を過ぎたころ、哺乳瓶をくわえさせても飲まず、舌で押し出すようになりました。何度も飲ませようとすると泣いて嫌がることも。
どうしても飲まず、作ったミルクを半分以上捨てることもよくありました。
それまでミルクは1日400ml以上飲んでいましたが、このときは1日200mlと半分まで減りました。
母乳は飲んでくれたのですが、ミルクメインの混合だったので、母乳だけでは足りないんですよね。
哺乳瓶拒否・ミルク拒否の対策
ミルクメインの娘にとっては死活問題なので、授乳のたびに何とか飲んでもらおうと奮闘しました。
母乳をあげてからすり替える
母乳なら飲んでくれたので、「先に母乳を飲ませて、途中で哺乳瓶にすり替える」ということを試していました。(笑)
こんなことでだませるのも意外ですが、たまに成功します。
生まれたときから使っている哺乳瓶に戻す
飲む量も増えていたので大きい哺乳瓶を使っていましたが、この時は、産院でもらった新生児用の哺乳瓶に戻しました。
慣れ親しんだ哺乳瓶だと、飲んでくれることも多かったです。
乳首の感触などを母乳により近づけた哺乳瓶もあるので、母乳は飲むけど哺乳瓶は嫌がるという場合に試してみるといいですね。⇓
授乳間隔をあける
もともとはき戻しが多かったので、飲ませすぎでお腹がそんなに減っていないのかも?とも考えて、それまでは3~4時間でミルクをあげていましたが、すこし間隔をあけて授乳してみました。
それでもあまり飲まないときもありましたが、ミルクを何度も大量に捨てることもなくなりました。
間隔をあけたことで、本当にお腹が減ると飲んでくれたので、赤ちゃんのペースにあわせてみるとママの気持ちも楽です。
粉ミルクを変えてみる
他の粉ミルクも試してみることにしました。
サンプルでもらっていた、ほほえみ、すこやか、はいはいを試しました。
こういうときにもサンプルは役立ちますね。
しかし、どれも飲みぶりは変わらなかったので、味で嫌がっていたわけではないようでした。
どれくらいで終わった?
10日ほどたつと、遊び飲みはのこりますが、時間をかければ飲んでくれるようになりました。
この期間、飲んだミルクの量はいつもの半分でしたが、体重が極端に減ったり、やせ細ったりすることはありませんでした。
娘自身で調整できるようになったのかもと、今では思います。
いままで「お腹がいっぱいになる」ということが感じられなかったのに、ある時、感じるようになったとしたら…びっくりして、それまでのようにぐびぐび飲めないのも、わかる気がしますよね。
まとめ
ミルクメインの育児だったので、脱水になってしまうんじゃないかとか、やせてしまうんじゃないかとかとても心配で悩んだ時期でした。
でも三ヵ月を超えてくると、空腹感も味覚もわかるようになって、娘が飲みたい時間、量があるのかなと思います。それからは、飲みたいときはよく泣いて意思表示してくれました。哺乳瓶拒否の時期は、ママと娘自身が成長に気づくために必要なことだったかもしれません。
一滴も飲んでくれない、というのは病院に行くべきですが、母乳は飲んでくれるor工夫すればミルクも少し飲めるのであれば少し様子を見て良いと思います。
哺乳量が減ることで、健康面で異変がないかどうかは注意して見守りましょう。