我が家は、ファースト抱っこひもとしてポグネー(POGNAE)を使っています。
購入当初は取り扱っているお店が少なく、マイナーな抱っこひもでしたが、最近赤ちゃん本舗でも取り扱われるようになったということで、徹底レビューしてみました^^
※少し長いので、目次で見たい内容まで飛ばしてもらってOKです!
ポグネー(POGNAE)とは
2005年に誕生したベビーキャリア専門のブランドです。
「ママと赤ちゃんのお出かけに快適さをプラスする」ことを理念として、ベビーラップやヒップシート付抱っこひもなどを製造販売しています。韓国発祥ですが、SGマークも取得していて、日本の安全基準を満たした抱っこひもを提供しています。

どんな抱っこひもがあるの?
ポグネーは、特にベビーラップとヒップシートが魅力的です。
ベビーラップ 【ステップワン】シリーズ
ベビーラップと言えば、Konny(コニー)やボバラップが人気ですよね。
柔らかい布を巻きつけるタイプの抱っこひもで、持ち運びがしやすく、密着度が高くて寝かしつけに便利、新生児(体重制限あり)から使えるなどのメリットがあります。
そして、ポグネーのベビーラップ「ステップワン」シリーズは、腰ベルトつきで肩に負担がかかりにくく、S~XL(洋服サイズ)までの人が使えます。

腰ベルトがないベビーラップは、肩に負担がかかりやすく、サイズも決まっているので基本的にママかパパどちらかしか使えないんですよね。
STEPONE (ステップワン)
腰ベルト付きベビーラップ
定価7,425円

ステップワン一体型の名の通り、腰ベルトが一体になっているベビーラップです。
専用のポーチもついているので、持ち運び用のセカンド抱っこひもとしてもおすすめです。
STEPONE SHAWL (ステップワンショール)
ベビーラップの上部 *単体利用不可
定価4,950円

先程紹介したステップワンの腰ベルトがない商品です。
単体で使用することはできず、後に紹介する抱っこひも「NO5プラス」をセットで購入することが必須です。(NO5プラスに同梱されている抱っこひもベルトを接続して使います。)
ステップワンよりも腰ベルトが太いのでかさばりますが、逆に負荷も軽くなりますし、ベルトにポケットがついているというメリットがあります。

ステップワンもステップワンショールも、夏向けにメッシュタイプが販売されています。⇓⇓⇓


「ステップワン」と「ステップワンショール」どっちがいいの?
この二つの商品の大きな違いは腰ベルトです。
ステップワン ➡ 腰ベルトが一体になっていてコンパクト
ステップワンショール ➡ 腰ベルトが太くてポケット付き(NO5プラスの抱っこひもベルト)
コンパクトさをとるか、負担軽減&ポケットをとるかが選ぶポイントになります。

ただ、ステップワンショールは「NO5プラス(だっこひも)」購入必須なので、すでに別の抱っこひもやヒップシートを持っている方が選ぶのはもったいないかもしれません。
ヒップシートキャリア 【NO5】シリーズ
ヒップシートは、赤ちゃんをのせる硬い土台のようなもので、これがあることによって肩や腰の負担が軽減されます。
持ち運びは少々かさばりますが、子供が重たくなってきたとき、長時間抱っこしなければならないときには重宝します。月齢36か月、約15kgまで使用できます。
①NO5neo (ナンバーファイブネオ)
ヒップシート付の抱っこひも
定価24,750円

ヒップシートを切り離して、ヒップシート単体として使うことも可能です。

MIKIHOUSEとのコラボ商品もあり、腰ベルトにMIKIHOUSEのロゴが入っていてデザインも可愛いです。

②NO5PLUS (ナンバーファイブプラス)
ヒップシート付抱っこひも+ノーマル抱っこひも
定価29,150円

NO5ネオに、ノーマル抱っこひもベルトが付属した商品です。
ベルトを付け替えることで、ヒップシート付抱っこひもとノーマル抱っこひもを使い分けることができます。こちらもヒップシート単体で使うことが可能です。
ノーマル抱っこひもベルトと、すでに紹介したステップワンショールを接続すると、ベビーラップになります。
「NO5ネオ」と「NO5プラス」どっちがいいの?
たとえば…
(ノーマル抱っこひもは持っていて)ヒップシート抱っこひもが欲しい
➡ NO5ネオ
ヒップシート無しの抱っこひもも使いたい
➡ NO5プラス
その他、NO5プラスの方が、ヒップシートにクッションがついていたり、足幅調節ができたりなどの違いがありますので、(細かい違いかもしれませんが)気になる方は判断基準にしてみてください。

公式HPのQ&Aで、2商品の比較と選び方についても紹介されています。
この他、ヒップシート単体や、新生児期用のインサートも販売されています。
ベビーラップ、抱っこひも、ヒップシートというオールマイティなラインナップなので、手持ちの抱っこひもの種類によっていろんな選択肢がありますね^^
すべてポグネーでまとめるなら
ステップワン + NO5ネオ or NO5プラス
もしくは、
ステップワンショール + NO5プラス
の組み合わせが、バランス的に良いと思います。
ポグネーを選んだ理由
筆者が購入したのは、ステップワンショールとNO5プラスです。
定価だと4,950+29,150=34,100円ですが、Hello赤ちゃんのセールで、実際は合計3万円程度で購入しました。
3万円程度で、ベビーラップ、だっこひも、ヒップシートが手に入る、ということが大きな決め手です。

エルゴ等の抱っこひもなら、ひとつで3万円超えのものもありますしね。
もし二人目が生まれたら、ママはベビーラップで下の子を抱っこして、パパはヒップシート付抱っこひもで上の子を抱っこする、というように同時に二人を抱っこすることもできます。
それでいて、機能としても申し分ない抱っこひもなんですよね。
【ステップワンショール】×【NO5プラス】徹底レビュー
次に、私が購入したステップワンショールとNO5プラスについて詳しく紹介します。
ステップワンショール
ステップワンとどちらにしようか悩みましたが、安さと腰ベルトのポケットでこちらに決めました。
ステップワンショールの内容

ベビーラップの上部と、専用のポーチが入っています。
何度も言いますが、これは単体で使うことはできず、NO5プラスの抱っこひもベルトを接続する必要があります。(大事なことなので)

赤ちゃんを下ろすとき専用のサイレントファスナーとバックルがついていて、寝かしつけた後も下ろしやすいです。


ファスナーが壊れると抱っこひもとしても使えなくなる可能性が高いので常用せず、着用するときはマジックテープから!
ベビーラップは付け方が難しそう、と心配でしたが練習すれば大丈夫です。公式HPにも付け方の動画がのっていますので参考にしました。
ステップワン(ショール)のつけ方
動画と説明書でもわかるんですが、綺麗な形で着用するには練習が必要です。
私的にポイントをまとめてみました。
腰ベルトがゆるいとショールの中で赤ちゃんがずれてくるので、しっかりしめましょう。
赤ちゃんを入れるときに足が引っかかりやすいので、ショールのベルトを最大限ゆるめてから入れるとやりやすいです。
パパママの背中の布が上の方にあると前側がダボダボになって赤ちゃんが固定されません。背中の中心までしっかり下げて、二の腕の上あたりにショールがかかるようにしましょう。
そして、一番手前の布を上げて赤ちゃんのおしりをカバーしたら、前から見ても後ろから見ても、左右対称になるように調整しましょう。非対称だと、赤ちゃんの片足が下がってバランスが崩れます。

これらのことを気を付けて使っていたら、安定するようになりました。
新生児期はつかえる?
新生児の場合は、ショールの外に足を出さず全身をショールの中におさめる「新生児抱っこ」という抱き方で使います。
体重3.5kgから使用可ですが、うちの子は2.3kgで生まれたので新生児期は使用できませんでした。(3kg超えたあたりから少しずつ練習し始めましたが、そこは自己判断で。)
新生児用インサートを購入すれば、NO5プラスの抱っこひもが使えるで、新生児から抱っこひもをがっつり使いたい場合は検討することをおすすめします。

なんといっても、ベビーラップでありながらサイズ調節できて、腰ベルトがあることが一番気に入っています!
NO5プラス(抱っこひも+ヒップシート付だっこひも)
ノーマル抱っこひもも使いたい!と思ったのでNO5プラスにしました。
NO5プラスの内容

抱っこひも上部、抱っこひもベルト、ヒップシートのほか、よだれカバーとフード2種がはいっています。
ベルトを付け替えることで使い分けます。ヒップシート単体で、赤ちゃんを片手抱きしているママさんも見かけました◎


上部のファスナーを開けるとメッシュになっていて、夏場にムレを軽減することができます。

抱っこひもベルトとヒップシートベルトの両方とも、ポケットがついています。大きなポケットではないですが、iphone8くらいのサイズのスマホや小さな財布等が入ります。


付け方は、ステップワンショールと違ってシンプル。
①腰ベルトを着ける
②赤ちゃんを入れて落下防止インナーベルトをとめる(ボタン)
③肩ひもをかけて背中のバックルをはめる
④肩ひものベルトを引き締める
こうするとスムーズに着用できます。

赤ちゃんをおろす場合は、肩ひものベルトを緩めてから背中のバックルを外すと下ろしやすいです。
ステップワンショールと同じようにサイレントファスナーが使えますし、赤ちゃんの成長に合わせて足幅を調節できるので、股関節を痛めにくくなっています。
そして肩ベルトと腰ベルトの内側や、落下防止インナーベルトもメッシュになっていて、付属の2種のフードも、内1種がメッシュ素材です。
通気性の良さと、オーガニックコットン製で肌に優しいこともポイント高いですね。

体験・試着ができるサービス
本当に自分に合っているか不安…という方に、体験サービスもあります!最寄りにポグネーの取扱店舗がなければ、ぜひ利用したいサービスですね。

数に限りがあるようで、復活したり売切れたりを繰り返しているようなので、こまめにチェックしましょう。


まとめ
ポグネーよりも良い抱っこひももあるとは思うのですが、私としてはポグネーはコスパ最高の抱っこひもセットです。
少なくとも、3万前後で、ベビーラップ+抱っこひも+ヒップシートが使えるのは、ポグネーしかないです。
ベビーカーにしても抱っこひもにしても、今販売されているものはどれも良質なので、できるだけ「コスパの良いもの」を取り入れたいですね^^