離乳食中期(モグモグ期)【下ごしらえとアレンジ方法】

育児

離乳食中期(モグモグ期)は、ペーストからみじんぎりへと移行し、食事らしいメニューを意識して作るようにしました。

生後7か月~生後8か月を離乳食中期(モグモグ期)とします。

この記事では、【離乳食中期から食べられる食材の下ごしらえ法・1食分の目安量とレシピアレンジの要である【だし・野菜スープ・ソースの作り方】そして前回と同様に【離乳食中期でおすすめのBF(ベビーフード)をまとめています。

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離乳食中期の下ごしらえ

離乳食中期から挑戦した食材の下ごしらえの方法を早見表にしてみました。

食材下ごしらえ保存法
ズッキーニ皮をむいて種を除去
アクをとって加熱
みじん切りして冷凍
アスパラ硬い根本と額、皮を除去・加熱みじん切りして冷凍
さや/スナップエンドウヘタと筋を除去・加熱みじん切りして冷凍
オクラ板ずり・半分に切って額と種を除去・加熱みじん切りして冷凍
骨と皮除去・加熱
(サーモンは脂身が多いので後期から)
ほぐして冷凍
ツナ食塩無添加の水煮使用ほぐして冷凍
鶏ささみ筋を除去・加熱ほぐして冷凍
鶏ひき肉鍋で茹でる or
50gに水大さじ1と片栗粉小さじ1/2を混ぜてレンジで1分(600W)
冷凍
納豆ひきわり納豆(ベビー用がおすすめ)ラップで分けて冷凍
食パン細かくちぎって加熱スティック状に切って冷凍
離乳食中期から使える食材の下ごしらえ

離乳食初期(ゴックン期)から使える食材の下ごしらえは、以下の記事でまとめています。

離乳食初期から食べている食材も、ペースト ➡ みじん切り にステップアップしました。

ブレンダーだと難しいですが、チョッパーがあれば楽にみじん切りができます。
チョッパーで細かさにムラが出るなら、粗目に刻んで食べさせるときにスプーンで砕くとちょうど良くなります。

ツナは、食塩やオイルが入っているものは、湯通しなどでできるだけ取り除いて使います。
ざるにツナを入れて、お湯をかけて塩抜きしてました。

卵黄をクリアしていれば、少しずつ卵白にも挑戦可能です。

納豆は、容器にいれたまま4等分に切れ目をいれてから冷凍すれば、ラップで小分けにしなくても取り出しやすくておすすめです。

食パンは私たち大人も毎朝食べるので、冷凍せずに手でちぎってミルクパンがゆを作ることも多いです。

宅配食材のパルシステム

離乳食中期(モグモグ期)の目安量(1食分)

あくまで目安ですので、参考までに◎

主食(炭水化物)
  • 7倍がゆ 大さじ3~5(50~80g)
  • 食パン(8枚切) 1/4~1/3枚
主菜(たんぱく質)
  •  10~15g
  • 豆腐 30~40g
  • 納豆 10g
  • 鶏ささみ 10~15g
  • 卵黄 1個
  • 全卵 1/2個
副菜(野菜)

複数組み合わせて合計20~30g
例:人参10g+ほうれん草15gなど

毎食、炭水化物とタンパク質、野菜を取り入れるように気を付けました。
食材によって栄養素の含有量は違うので、食べるべき量も変わります。

例えば、肉や魚を、豆腐と同じ量与えてしまうと、タンパク質源が多すぎて赤ちゃんには負担なので注意しましょう。

きゅうり粥・レタスとナスの卵和え・きなこヨーグルト
1食例(1)
納豆粥・しらすと野菜のスープ・ヨーグルトとバナナ
1食例(2)

離乳食を始めると便秘がちになるということで、ヨーグルトは1日1回与えていました。

卵和えや野菜煮は簡単なので、よく作っていました。

和風だし・スープ・ソースの作り方

ワンパターンなメニューになりがちなので、スープやソースを使い分けて飽きないようにしています。

和風だし 

私は知らずにいきなり食塩無添加のだしパックを使ってしまいましたが、最初は昆布など単体の食材でだしをとることが推奨されています。

昆布だしを試して大丈夫なら、かつおだしを試し、その後に昆布かつおだしなど少しずつステップアップするのが安心安全です。

昆布だしの作り方

①昆布5gの汚れをふき取り、500mlの水に1時間つける(つけ置き中は蓋をする)
②蓋をはずして中火にかけ、昆布沸騰直前に昆布を取り出し、ひと煮立ちさせる

かつおだしの作り方

だしパックに鰹節を10gほど入れ、沸騰した500mlのお湯に入れて3分ほど煮る
(だしパックがなければ、そのままお湯に鰹節を入れて、ざるでこしてもOK)

野菜スープ 

材料:玉ねぎ・じゃがいも・人参・キャベツなど各50g 水600ml
作り方:野菜を火が通りやすい大きさに切って中火で煮る。

野菜は15分で煮えますが、弱火にしてそのまま計30分煮込むと甘味が出ます。

煮た野菜も、みじんぎりにすれば野菜ミックスとして離乳食に使えるので、一石二鳥です。

トマトソース 

カゴメのトマトペースト
カゴメのトマトペースト

材料:カゴメのトマトペースト1袋 水160ml 水溶き片栗粉適量
作り方:トマトペーストと水を煮立たせて、片栗粉でとろみをつける

離乳食に便利と有名なカゴメのトマトペーストは、はじめてのトマトとして与えるというよりは、トマトソースづくりに活用していました。

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離乳食中期のおすすめBF・冷凍野菜

離乳食中期も冷凍野菜やBFを使いました。

離乳食初期編で紹介したものも継続して使っています。

鶏・レバー・鯛3種パック

鶏レバー鯛3種パック
鶏レバー鯛3種パック

和光堂の粉末詰め合わせです。
特にレバーは使う習慣がなかったので、BFに頼るつもりでした。

鶏、レバー、鯛などのタンパク質に野菜も含まれた粉末です。
おかゆやおかずにかけるのにピッタリで使いやすかったです。

前回の記事で書いたように粉っぽさは否めませんが、個包装で使いやすいので備蓄しています。

ベビーそうめん・うどん

和光堂のベビーそうめん
和光堂のベビーそうめん

あらかじめ短くカットしてあるそうめんやパスタなどはお手軽で便利です。

さらに粗く刻むように指示がある場合は、茹でた後包丁で軽く刻むか、離乳食後期から使い始めても良いと思います。

ベビー用の冷凍うどんは、最初は個包装(80g)の半分くらいの量しか食べられず、余りが出るので使いにくいかもしれません。
半分に切って、使わない分はラップとフリーザバッグで包んで再度冷凍庫に保管し、24時間以内に使うようにしていました。

きざみ納豆

コープ(生協)の商品になりますが、ひきわり納豆をさらに細かくした納豆です。

パルシステムだと、たれやからしがついていないベビー用の納豆があります。

赤ちゃんに納豆のたれは使えないので、最初からついてないのは良いなと思います。

パルシステム おためしセット

冷凍里芋

里芋はむくのも大変なので、普段から冷凍を使っています。
冷凍里芋は皮が綺麗にむけていて、大きさもちょうど良いです。

1粒ごとに使うとちょうど良いですね。

ただ、スーパーの冷凍里芋は、中国産のものが多く国産はあまり見かけないのが残念です。生協に加入している方は、生協に売っている国産の冷凍里芋をおすすめします。

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まとめ

2回食になると、メニューに悩みますよね。

和風だしやソースを使って、味変してみるとレパートリーが増えました。

離乳食後期の3回食になるとさらに大変なので、卵黄卵白は、この時期の間にクリアしておくことをおすすめします‼

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